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令和 4年12月16日エリアデザイン調査特別委員会-12月16日-01号
令和 4年12月16日災害・オウム対策調査特別委員会-12月16日-01号

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  1. 足立区議会 2022-12-16
    令和 4年12月16日エリアデザイン調査特別委員会-12月16日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年12月16日エリアデザイン調査特別委員会-12月16日-01号令和 4年12月16日エリアデザイン調査特別委員会       午後1時28分開会 ○鹿浜昭 副委員長  定刻前ですが、全員おそろいなので、ただいまよりエリアデザイン調査特別委員会を開会いたします。 ○鹿浜昭 副委員長  記録署名員の指名を行います。小泉委員おぐら委員、よろしくお願いいたします。 ○鹿浜昭 副委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。また、報告事項①綾瀬北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。 ◎エリアデザイン推進室長 よろしくお願いいたします。当委員会報告資料2ページ御覧いただけますでしょうか。  件名は記載のとおりでございます。  大きく3点御報告させていただきます。  1点目でございます。綾瀬小学校地域開放型図書室についてでございます。継続的に御報告しておりますが、現在の利用状況について記載させていただいております。  2つ目掲示板の設置でございますが、こちらの記載につきましては、こちらイベント等の情報を掲示する掲示板を令和4年末ということで設置予定でございましたが、実は納品が間に合わないという状況が判明いたしまして、年明け1月に設置の予定ということで修正させていただきます。申し訳ございません。  3点目でございます。おはなし会の実施時間変更でございます。経緯につきまして、なかなか早い時間ではお客様はお見えにならないということでございましたので、実施時間を当初午前10時からだったものを午前11時に変更させていただくものでございます。
     大きな2番目でございます。  綾瀬駅東口の工事仮囲いを活用した情報発信についてでございます。こちらにつきまして、5ページに仮囲い南側のイメージを付けさせていただきました。今後の予定でございますが、掲示時期なんですが、実はもう設置がされてございます。是非御覧いただければと思います。今後の予定でございますが、工事進捗に伴う仮囲い位置の変更に合わせまして、今後も情報発信を継続してまいりたいと思います。  大きな3つ目でございます。綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会の開催結果についてでございます。  開催日時開催場所参加者は記載のとおりでございます。  報告の内容でございますが、アからクでございまして、自治体SDGsモデル事業進捗状況、以下、地域の状況について、御説明、御報告申し上げました。  主な質疑でございますが、1点目としましては、歩道橋の改修の件、2つ目として交通広場の整備に関して、3つ目東綾瀬公園の改修に関すること、4つ目が綾瀬駅周辺、南側のまちづくりも行ってほしい御意見をいただきました。  5つ目としまして、住友不動産マンションの経緯について、経緯といいますか、現状について御説明、御報告をさせていただいたところでございます。  大きな4点目でございます。綾瀬駅周辺地区まちづくりニュース第4号を作成いたしまして、別添資料としてお付けさせていただいております。  これまでの経緯については参考に載せさせていただいております。 ○鹿浜昭 副委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に入ります。何か質疑はありますか。 ◆はたの昭彦 委員  確認というかお聞きしたいんですけれども、綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会のところで報告がありまして、オの綾瀬駅東口工事仮囲いを活用した情報発信についてということで、綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会の議事録を拝見させていただいたところ、綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会の中で、外壁というか仮囲いについて綾瀬アートとしてということで、提案に基づいて住友不動産が社内の方で検討みたいなことが書いてあるんですけれども、実際には今日の報告では、仮囲いについては小学生の絵ですとか、将来のパース図面なんかが書かれているわけですけれども、この辺との関係というか、これは向こうから提案されたけれども、実際にはこういうふうになっちゃったからできませんという理解でいいんですか。 ◎まちづくり課長 今回の資料の御提案につきましては、駅出てすぐの工事をしている箇所の南側のところについてこうやってやりたいというような御提案でございます。  一方で、今はたの委員おっしゃっていましたアートの件というのは、仮囲いを使って、地場の芸術家を使って、少しそういう活動をしていきたい、それに当たって個人だと長谷工コーポレーションとか住友不動産になかなか話ができないので、まちづくり協議会という後ろ楯を得てそういう行為をしていきたいのでという御提案をいただいているところでございます。  今の仮囲いについては、前回へんみ委員からも北側も使えないかという話もありましたので、できるところを探しているというところなんですけれども、これから工事が進むに当たって、仮囲いも構成が変わっていきます。その構成が変わっていく時期を捉えてやるということも考えられるので、そういうタイミングも考えながら少し検討できないかということで今提案をいただいているところです。 ○鹿浜昭 副委員長  ほか、よろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○鹿浜昭 副委員長  なしと認めます。  それでは、各会派からの御意見を願います。 ◆古性重則 委員  継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  継続で。 ◆はたの昭彦 委員  綾瀬のまちづくりについては、今後、継続してまちづくりが進んでいくわけですけれども、その中でいろいろなことも話も出てきますので、進捗に合わせて審議していきたいと思いますので継続でお願いします。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ○鹿浜昭 副委員長  それでは、これより採決を行います。  本陳情に対して継続審査とすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○鹿浜昭 副委員長  なしと認めます。それでは、継続審査とさせていただきます。  次に、(2)元受理番号27 西新井駅及び周辺の改善を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。また、報告事項⑤西新井梅島エリアデザインの取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 引き続きよろしくお願いいたします。  報告資料18ページ御覧いただけますでしょうか。  件名については記載のとおりでございます。  まず、1番目としまして、西新井西口南街区を対象とした意見交換会の開催結果についてでございます。こちらにつきましては、駅前の整備に合わせてまちづくりを進めていく旨、地権者の意見交換を行ったところでございます。  開催日時、会場、対象区域は記載のとおりでございます。  参加人数は18名御参加いただきまして、主な内容としまして、現状、課題、将来像、地区計画の変更について御説明いたしました。  主な意見につきましては記載のとおりでございますが、今後とも丁寧に進めていきたいと考えてございます。  2つ目でございます。こちら西新井西口周辺地区地区計画等(原案)説明会の開催結果についてでございます。こちらも開催日時及び参加人数については記載のとおりで、開催場所については第七中学校の体育館を使わせていただきました。  主な質疑でございますが、3点記載させていただきます。いつまでに建て替えをしなければならないのかや、壁面制限の後退した場所のこと、また、交通広場建築基準法の道路になるのはいつかといった御意見、御質疑をいただいたところでございます。  また、原案(都市計画法第16条)縦覧に関わる意見書の提出期間ですが、今月の5日から今月12月26日まで意見を受け付けるところでございます。  今後の予定については、来年度、令和5年6月に地区計画変更の決定・告示を目指して手続を進めてまいります。  3点目でございます。こちら西新井西口駅前交通広場におけるペデストリアンデッキの考え方について御報告させていただきます。  初めに、現在の方針でございます。当該広場につきましては約5,500㎡で計画をしてございます。その中で現状としまして、計画としましては、機能をおおむね充足できる計画となってございます。アでございますけれども、交通空間環境空間の比率でございます。国の指針では、いわゆる交通空間環境空間を1対1とするということが標準でございます。当該地区は1対0.85となってございます。  また、イとしまして、地形的な条件でございます。次の20ページでございます。駅前交通広場、現状の歩道幅員が3.0mでございますが、今回の駅前交通広場の計画としましては5.5m、2.5m拡幅する計画によって5.5mに拡幅する計画で、地上部分歩行空間は十分確保できる計画としてございます。また、想定している主な動線では、歩行者と車の平面交差が少ない計画としまして、別紙22ページに将来的な整備図を付けさせていただいております。  次に、今後の方針でございます。現時点では、ペデストリアンデッキの整備は考えてございませんが、西新井西口周辺で再開発等まちづくりの動向があることから、そのところの動向を注視しつつ、結果としてそのときに判断していくことになろうかと考えてございます。これまでの経緯等については記載のとおりでございます。 ○鹿浜昭 副委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に入ります。何か質疑はありますか。 ◆かねだ正 委員  私からは、さきのエリアデザイン調査特別委員会からずっと話題になっている西新井西口駅前交通広場ペデストリアンデッキの考え方について幾つか確認を含めて質問をさせていただきたいんですけれども。  基本的に、まず、この文書をずっと読んでいくと、地上部分で充足しています。また、十分歩道部分確保できていますという、この一連の流れを読んでいくと、ペデストリアンデッキは必要ないんですというようにこの文章からは読み取れてしまうんだけれども、そういう意図で書いたわけじゃないですよね。 ◎道路整備課長 そういう意図ではございません。都市計画を平成27年にしておりますので、そのときの整理の仕方というふうに捉えていただければと。今後に関しましては、(2)の今後の方針というところのとおりだというふうに考えております。 ◆かねだ正 委員  どうしても最初の方針のところを見ると、地上部分のみで駅前交通広場の機能をおおむね充足できる計画となっているとか、そういう、充足できるとか、歩行空間を十分確保できるからというのだけを取り上げてしまうと、そういうふうに読み取れてしまうのかなというふうに思うので、その辺については確認をしておきます。  それと、説明文を読んでいくと私も勘違いした部分があるんだけれども、北綾瀬駅のペデストリアンデッキの議論の中でも、車道空間環境空間が1対1ということがペデストリアンデッキを造る大きな理由の一つになるという中で、再度確認したら違ったんだけれども、これ読んでいくと、私も勘違いしたんだけれども、現状が1対0.85で、歩道を3.0mから5.5mに拡幅するから、1対1を超えるから大丈夫ですという説明なのかなというふうに思ったら、要は、現状が3.0mで、これからの計画が5.5mだと、5.5mにしたら1対0.85になるということでいいわけですよね。 ◎道路整備課長 かねだ委員御発言のとおりでございます。 ◆かねだ正 委員  地形的な条件のところを読むと、3.0mから5.5mに拡幅する計画であり、地上部分歩行空間を十分に確保できるというふうに、ここを取り上げてしまうと、前の流れからすると、1対0.85が現状で、5.5mにするから十分1対1を超えて充足できるんですというようにも読み取れてしまうような文章なので、ここのところは気を付けてちゃんと説明していただきたいと思うんですけれども、どうですか。 ◎道路整備課長 そのような誤解を与えるような文章になってしまいまして申し訳ございません。いま一度、本会議でも立憲民主党から質疑がありまして、その答弁がありましたので、そこを説明させていただければと思いますが、ペデストリアンデッキ判断基準としましては、交通空間環境空間が1対1に、環境空間が取れない場合、これまずは造っていくかどうかの議論になる。その上で1対1に足りてないからすぐ造るということではなくて、地形的な条件ですとか費用対効果とか、まちづくりの動向、これらを総合的に加味してつくるかどうかというところの判断の上、今回は1対1には満たないんですが、地形的な部分で鑑みますと、ここの記載のイのとおり、5m取れるですとか、平面交差が少ないだとか、そういったことで現時点では造らないという判断ですので、分かりやすく、今後もその辺の今の判断に至ったところは周知していく必要があるかなというふうには思っております。 ◆かねだ正 委員  そういうことは、北綾瀬駅の中では、今、道路整備課長おっしゃったようないろいろな条件がある中で、1対1だけではなくていろいろな諸条件を含めてペデストリアンデッキは必要だから、ペデストリアンデッキを造りますと、そういうことだと思います。  そうすると、西新井駅の中でも現状は造りませんというふうに、整備は考えていませんというふうに、今後の方針では一番最初に書いてあるんだけれども、現状を見る中では、計画で歩道を拡幅しても1対0.85になるということは、まだ1対1という数字としては充足をしてないということになるのであれば、これから今考えてないということになっているけれども、検討していく余地が十分あるんじゃないかと僕は思うんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎道路整備課長 かねだ委員御発言のとおり、1対1をまず確保できていないという点、また、まちづくりの動向も再開発等動いているのもありますので、その辺の動向次第では人の動きも変わってきます。その辺は常に状況を注視して、必要な対応を検討していく必要があると思っております。 ◆かねだ正 委員  動向を注視してということは分かるんだけれども、やっぱりいろいろな計画、これだけの大きな駅前広場の整備ということになると、それなりの金額も掛かりますし、大きな計画ということになるわけだから、詳細な設計に入る前にいろいろな対案を考えていかなきゃいけないと思うんです。いわゆる比較設計の中でいろいろ考えていかなきゃいけない。そういった中では、十分ペデストリアンデッキを造るということもその比較に入ってくるものだというふうに僕は感じるんですけれども、また、先ほどおっしゃった、いわゆる環境空間交通空間の比率ということ以外の要件をお聞きしても、北綾瀬駅と比較しても、西新井駅は十分比較対象にもなるんだろうという、条件が当てはまるんだろうというふうに私は今の時点では考えているので、そういったことも含めて、動向を注視するのも大事だけれども、やはりきちっと検討して比較していきますという答えをちゃんといただきたいというふうに思うんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎道路整備課長 今すぐ比較を検討するということはなかなか明言、難しいとは思うんですけれども、現時点ではやはり都市計画のときの整理なのかなと。ただ、まちづくりは動いていますので、その動きに合わせた比較というのは当然必要になってまいりますので、まちづくりの動向に合わせた比較は、検討は必要だというふうに考えております。 ◆かねだ正 委員  僕はそんな難しいことを言っているわけじゃないんです。今から、はい、これですというふうに決めるのではなくて、例えばおっしゃったとおり、これからまちづくりの中でいろいろな動きがあるわけです。そういった中で、今現状ももちろん大事だけれども、先ほどの交通空間環境空間が足りてない、充足してないという中の一つを考えてもまだ先なわけです。今のうちから、じゃあこれですと決めるんじゃなくて、どっちがいいかと費用対効果も含めて検討していくということは当たり前のことだと思うんだけれども、それもできないということ。 ◎道路公園整備室長 かねだ委員御指摘のとおり、これから進めていく中では、第三者の意見等も聞きながら、造ることも想定しながらいろいろ比較検討を加えていく必要があると思っておりますので、そのとおりに進めさせていただき、結果が出た段階でしっかり、ビジネスも含めて皆さんに御報告できるように研究してまいります。 ◆かねだ正 委員  今の段階では造らないということになっているわけだから、そう簡単に造りますだとか、すぐやりますということはもちろんできないということは分かります。分かるから、答弁がすごく曖昧になり過ぎてしまって、比較もしないのかというふうにも捉えられてしまうわけです。  そうじゃなくて、今、道路公園整備室長もお話しになったけれども、きちっと今の案は今の案と、これから南側については再開発ということも民間が今計画をしていることもあるし、東武鉄道がこれから駅ビル開発も進めていくという中で、駅ビル開発は区としてはまだどういうふうになるか分からないわけだから、どんな構造になるかも全く分からないわけです。そういった中では、これからのいろいろな意味での回遊性とか、駅前広場の価値ある使用ということを考えても、十分僕はもう一回ペデストリアンデッキということも含めてきちっと比較していくべきだというふうに思うんですけれども、最後にしますけれども、道路整備課長、その辺は逆にどうですか。 ◎道路整備課長 先ほど道路公園整備室長の答弁のとおり、あらゆる可能性というのは否定せずに様々なことを検討していきたいというふうに思います。 ◆かねだ正 委員  最後にします。そういう答弁をいただければ少し前に進んだかなというふうに思います。  都市決定ということで、一度こういう形で決まっているから、やはり変更していくということにはいろいろなハードルもあると思うけれども、一番将来に禍根を残さないためにも、その駅に一番合った形で開発を進めていくことが必要だと思いますし、北綾瀬駅でもああいった形でペデストリアンデッキというのを造るということであれば、それぞれの党の方もおっしゃっていた、会派の方もおっしゃっていたけれども、西新井駅にだって必要じゃないかというふうに我々が思うのと同じくらい、やっぱり区民の方というのはそのことを思いますので、そういった区民の方の思いも十分考えていただきながら、きちっと対応していっていただきたいと、これは要望しておきます。  以上です。 ◆小泉ひろし 委員  同じく私も西新井駅の西口の交通広場については、交通空間環境空間の今回の報告について感じたことは、十分比率からいっても何が何でもなくてもいいんだというような、そのようにも捉えられてしまうのかなと、まず感じるわけです。  そもそも西新井駅の西口の交通広場以前に、一番区民として課題は急な階段なわけです。何十年も前から多くの署名を集めたり東武鉄道へ直接要望したり、高齢化する中で大変だというようなところも含めて皆さん要望していた。この案件については都市計画を策定し、その後、都市計画の変更がされて、その当時は、たしか周辺の商店街も含めてこの計画に参画するのかどうかということも議論の中で、一部参加するところと参加しないところなんかもあったりして今日に至ると思うんです。そもそも、先ほど言ったように急な階段は大変だねという中で、何が課題かというと、線路というか、電車は平地を走っているわけですけれども、改札は上です。あそこに行く、将来、交通広場というか、駅の改良というか改善というか、考えたときに、どのようにあそこの改札に行くかというか、利用者が目的地に行くかという中で、交通広場の計画が出てくる中で、やっぱりバスだとかタクシーの発着の問題もそうですけれども、一つの方法として、将来は西口再開発というか、交通広場を目指してという中で、やっぱり利用者にとっていろいろな方向から来る、なおかつ改札口と面が一緒という言い方は分かりますね、北千住駅で言えば、あのペデストリアンデッキの改札と面が一緒に、人が本当にスムーズにあらゆる方向から移動していける、そこに前もってエスカレーターなんか設置するのは、駅の中じゃなくて外側から、いろいろな方向からエスカレーターで面位置まで上がって移動するというような考えもあるということで期待の声が多かったことは事実だと思うんです。その辺の認識はいかがでしょうか。 ◎道路整備課長 我々も、駅の課題として、小泉委員御発言の急な階段というのは重々認識しております。また、地形的にも線路が平面にありまして、改札が2階というところに関しましては、それに対応した整備を考えていかなきゃいけないと思っております。  駅前広場を整備する際は、当然隣接する東武鉄道とも整合を図っていく必要があるかと思いますので、そのあたりは、先ほどの課題の趣旨を踏まえて適切な対応を今後検討していかなければいけないという認識を持っています。 ◆小泉ひろし 委員  後からのことですけれども、東西自由通路があったらいいねということで、できれば自転車も含めて東西が本当にお互いににぎわいを相互発展できるようにという当然声も出る中で、3つの案について調査をして、結果的には、現状の改札に近いところというか、以外は厳しいということだと思うんです。既存の、現在仮設でエレベーター、エスカレーターは設置されましたけども、また元へ戻すということのようですけれども、やはり西新井駅西口については、あらゆる方向から人も来ますし、道路は広げるという結果と思うんですけれども、そういう中でスムーズに進めて人が通行できるということが望まれるわけですけれども、東武鉄道は、この陳情の中にも、区は駅ビルの中の床を一部取得し、区民が望み親しめる交流スペースを設けてくださいと、買う、買わないは別にして、この構内の構造というか設計について今明らかになっていません、どういう改札の位置かとか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 今の質問の中の東武鉄道の駅の改札口については、現在のまま使うということで、駅ビルについては、まだプラン、中身が分からない状況でございます。ただ、メインの階段は、今階段のところ、仮設の階段ですので、メインの階段は今まで使っていた交番の近くに下りる階段を造る予定でいるというふうには聞いているところでございます。 ◆小泉ひろし 委員  改札口については、改装はあったとしても、場所的には、使い方としては同じという、そういう中で、急な階段の改善策は何らか考えるんだろうけれども、やはり少しでも利用しやすいように声を出すべきだと思うし、近隣の商店からしたら、人の流れが分散したり、東武鉄道の構内に人が入ってくれれば、ビジネス上はいいからそういうような設計をしてくると思うんです。その辺はどうなんでしょう、東武だけのためじゃなくて、区としては税金を使ってやるわけだから、利用者にとって使い勝手はどうなのかという視点から、構内はどういう設計してくるか明らかでないですけれども、そういうところをしっかりと区としても声を出す必要はあると思うんですが、いかがでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東武鉄道駅ビルにつきましては、東武鉄道の方でまず基本設計ができた段階でいろいろな議会に報告できるものがあれば報告しながら、意見交換しながら進めていきたいと考えてございます。 ◆小泉ひろし 委員  まだ進行形なので、確定的なことじゃないですけれども、ペデストリアンデッキについては、そういう駅利用者の立場からも多くの方向から利用する方が来る、またはバス路線、またはタクシーの乗降についても利便性を増すためにしっかりと区民の側に立った要望をしていっていただきたいと。  以上です。 ◆はたの昭彦 委員  すみません、私からも何点か。今の質疑の中で交通空間環境空間が必ずしも1対1じゃなきゃいけないということではないということはよく分かりました。その上で、今仮設の出入り口がありまして、人の流れが大幅に変わったということで、たぬきやのビルの方にずっと人の流れが集中しているという中で、今後、歩道の幅員を3.0mから5.5mに拡充ということなんですけれども、当分は3.0mのままなわけです。今、地域の方から、都バスのバス停に並んでいる乗客の方の列が乗るバスによって並んでいるものですから、場合によっては3列に並んでいて、非常に歩行者にとっては歩行しづらくなっているという状況があるわけです。  東武バスの方は、誘導員なんかを配置しているみたいなんですけれども、都バスはそういう配慮がなされていないということなので、是非、都バスに対して、東京都に対して誘導員を配置して乗車を整列を整理するとか、そういうことを是非要望していってほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東京都交通局に対して、まず、現場を見ていただいて課題があるかどうか、そういう状況の情報提供をいたしまして、東京都交通局でも見てございます。  ただ今、バスの誘導員は付いていますけれども、歩行者を誘導する誘導員は付けないという回答をいただいている段階でございます。 ◆はたの昭彦 委員  東武バスの乗客の方が整列をするのに誘導員がいて、もう少しバス停寄りに並んでくださいとかということで言えば、少しは歩道空間が広がるかもしれないんだけれども、そこは都バスの乗客の方の話なわけだから、それが何か東京都が知りませんよみたいな話はおかしいと思いますし、区から、地域からそういう声が出ていて、実際に歩行するのに非常に邪魔という言い方は表現の仕方はあれですけれども、不便になっているということで、是非改善をしていただきたいということで、区として東京都に言ってほしいんです。どうでしょうか。 ◎副区長 文書でしっかりと申入れをさせていただきます。 ◆はたの昭彦 委員  是非よろしくお願いしたいと思います。  それと先ほどからの仮設のエスカレーター、前回の委員会で他の委員からも話出ていましたけれども、竹ノ塚駅は地下の歩道のときに、エスカレーター、エレベーターを付けましたけれども、仮設ということで高架化に伴って撤去されたわけですけれども、利用した方からは、数年であれだけのお金を投資して撤去するということは非常に税金の使い道としてもいかがかなと、私自身も本当にもったいないなという思いはしたんです。  今回の西新井駅についても、今のところは仮設なので、駅ビルが完成すれば撤去するというような方向になると思うんですけれども、今のところ、東武鉄道の方はどういう駅ビルを造るかという基本設計はまだないわけですから、今の仮設も含めた、エスカレーターを利用した設計を選択肢の一つとして考えてもらうように求めるということはできないんでしょうか。 ◎副区長 西新井駅について様々御意見をいただいております。確かに仮設で造っても本設とそれほど変わりありませんので、非常に有効に使いたいと思いますけれども、東武鉄道がこれから考える駅の改札口ですとか、駅ビルの状況あるいは周辺のまちづくりの状況、こういうことを考えて、この仮設を残した方が本当に地域の皆さんにとっていいのかどうか、私どもとしては、やはり22ページの絵で見ても、真ん中に横断歩道が残るわけです。そういったところの改善も本当にこれでいいのかということもありますので、全体を考えて、今の仮設をそのまま使うことは有効ですけれども、本当に地域の皆様にとってどういう進め方がいいのか、これは十分いろいろな案を検討して東武には申入れはしていきたいと思っています。 ◆はたの昭彦 委員  バリアフリーという考え方から言うと、この後、北綾瀬駅がありますけれども、私は、北綾瀬駅のエスカレーターが今回付くことで、北綾瀬駅で3基、エレベーターが4基になるわけですから、それをバリアフリーということを言ったわけですから、そういう意味では、いろいろな方向に、先ほど出ていましたけれども、人の流れを誘導するというのも大事だし、バリアフリー化という点では、エスカレーターを残すということは十分大事だと思いますので、是非要望したいと思います。  それと、区画街路第10号線についてなんですけれども、今後は、ここは拡幅をされる予定なんですけれども、拡幅の方向は西新井駅方向が道路を拡幅するということで、東側については、道路は拡幅するということはないんですけれども、現状で地元の方から歩道が非常に高低差があるというか、急になっていて、現状では車椅子なんかとても通れる状況じゃないというようなことも出ていまして、今後、拡幅はするんだけれども、その東側については現状のままなわけですから、ここだけ先に歩道を整備をしても問題ないわけですので、是非もう少し通りやすいようなことでの整備を進めていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎道路整備課長 区画街路第10号線につきましては、現時点では優先整備の路線にはなってないので、拡幅の計画はありますが、予定はないというのが現状です。  はたの委員御発言のとおり、今現状使いにくいというようなところでしょうから、それにつきましては、全体の拡幅を待たずに、できる対応というのは検討して、対応できるところをしていきたいというふうに思います。 ◆水野あゆみ 委員  すみません、私も、ほかの委員からもありましたけれども、西口の駅前広場のイラスト、イメージ図を見たら、本当にこんな立派なのができるんだなと思ったときに、東口どうなるのかなということで、陳情にもバスとかタクシーが止まるスペースがないということで、使いやすいようにしてくださいというのが上がっているんですけれども、私、東口についてどうなっているのかなというのは聞けていなかったので、この部分もう一回お聞かせいただいていいでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 西新井駅東口、区の都市計画マスタープランだとか上位計画に交通広場を造るという計画はございません。今、梅島三丁目の計画では、壁面性の後退というところで、歩道をどうにか広げ、見た目の歩道、民有地を活用した、そういう対策を今考えている最中ではございます。 ◆水野あゆみ 委員  歩道は広がるということですけれども、バスやタクシーが止まれるスペースというのには変わりはないということだと思うんです。今後、この西口を使いやすくはなりますけれども、東口が陳情に対してはどういうふうになっていくのか、バス、タクシーが止まりやすいというふうにはまだまだならないのかなというふうに思いました。  そういった中で、今駅ビルの中のプランがまだ決まっていないということなんですけれども、何が建つかによって、今イオンがありますけれども、そういったイオンとも買物関係でも競合してくるものが建つのであれば、いろいろな考え方ができるのかなというふうに思いますけれども、駅ビルの建て方次第では、東西の自由通路という部分でも可能なのかなと思うんです。また、こういったところにも、今西口のことが検討されているんですけれども、東口も一緒にどういうことができるのかということは是非検討していっていただきたいなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東武鉄道から伺っている内容での説明になってしまいますが、西口の駅ビル東武鉄道が土地と建物、今閉鎖している建物を持ってございます。  東口に関しましては、分譲マンションの一部を駅の階段に使っているということで区分所有でしかないので、なかなか西新井駅東口の駅ビルの建て替えの話がまとまらないということで、耐震の改修もままならないというところを東武鉄道から聞いている最中でございます。 ◆水野あゆみ 委員  区分所有ということで、東から入っていくのは難しいのかなというふうに思いますけれども、さっきも西口には仮設の今エスカレーターとかエレベーターもありますけれども、こういったものを使っていくような考え方で、更に東口からの出入りのしやすさというのも一緒に検討していっていただきたいと、また、要望させていただきます。 ○鹿浜昭 副委員長  他に質疑は。
    おぐら修平 委員  私からも西新井駅の西口について、既に他の委員の皆さんから様々質疑をいただきました。また、我が会派でも本会議の代表質問で西口のデッキ上の整備ということで取り上げさせていただいたところでございますが、再度、他の委員の皆さんからの質疑もありましたけれども、改めて確認ということです。  今後の方針として、現時点では、ペデストリアンデッキの整備は考えていないが、西新井西口周辺で再開発等まちづくりの動きがあることから、その動きを注視していくと、注視と書いています。例えば、先ほど小泉委員からもありましたけれども、西新井駅西口の階段対策、今後、駅ビルの建て替えになりますが、具体的にまだ何も出ていない、これもやっぱりデッキを造ることでそうした階段であるだとか、今後この駅の商業施設ができて人が増えたときに、歩道に人が集中しない、分散させていくということで、そういった視点からも非常に有効な手だてでありますし、こういう図面で駅ビルをやりますと、完成しました、足立区さん、こうですと、東武鉄道から示される前に、こうした可能性も含めて東武鉄道と一緒に協議を進めていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎道路整備課長 先ほども御答弁させてもらったとおり、駅前広場東武鉄道の敷地は隣接しておりますので、しっかり協議をして、そちらの階段の急な段差の対策、これをデッキという形で、駅広側でやるのか、また、商業側で解決するのか、いろいろ考え方はあると思いますので、しっかり連携していきたいというふうに思います。 ◆おぐら修平 委員  今後の方針には注視、先ほどは勉強していきます。研究なり、検討なりする余地は十分にあるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎副区長 言葉は「注視している」というふうに記載をさせていただいていますけれども、先ほども御答弁しましたけれども、やはり地域の皆さん、駅を利用する皆さんがどういうことが一番その人たちにとっていいまちづくりになるかというのは非常に重要だと思います。そういった意味で、東武鉄道の動向を見てとかという答弁もありましたけれども、むしろ私どもは、こういう造りにしてもらいたいという提案も含めて、東急不動産の開発もありますので、そういったことも含めて、なるべく区の方からプランなり、向こうの方に積極的に打ち出していけるような、そういった素材を集めて検討していきたいと思っています。 ◆おぐら修平 委員  今、工藤副区長、答弁いただいた正にそのとおりで、区の方からそうしたプランを是非東武鉄道、また今後の再開発の計画もあります。こういったところと連動しながら、また、一緒にいろいろ協議をしながらやっていくということは必要不可欠で欠かせないことですし、是非お願いします。  また一方で、やっぱり課題というのもあると思います。例えば、デッキを整備するに当たって、西新井駅のところに商業テナントが入っているビルが幾つかあります。こういうところとどういう形で連動していくのは、実際なかなかそこと一緒に2階から入っていくような造りにできるのかという問題もありますし、そうでなければ、例えば1階側からそのままそっちとうまく動線をつくりながらやるとかもありますし、人の流れもあります。幅員5.5mで大丈夫なのか、今はたの委員から、バス、行列ができているということもあります。そうしたことで様々近隣商業施設、バスの利用者、また歩行者、地域の要望、私たち議会からも様々こうしたエリアデザイン、また本会議などでも要望させていただいています。こうしたことを総合的に踏まえて検討を進めていただきたいと思いますが、改めて決意をお願いします。 ◎副区長 区の方から積極的にアプローチをしていきたいと思いますが、1点だけ、実は隣接している商店街の方の声というのも非常に重要なので、当然東武鉄道とか開発側もありますけれども、本当に近隣の皆さんの、商業の方々の御意見も反映しながら検討していく必要があると思いますけれども、区としては、何とか利便性の向上に努めていきたいと思っております。 ○鹿浜昭 副委員長  他に質疑はありませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○鹿浜昭 副委員長  質疑なしと認めます。  各会派の御意見をお願いします。 ◆古性重則 委員  この陳情項目を見ると、東口も西口も既に設置されているものもありますので、出し直しをしてやってもらった方がいいのかなという気もしていますので、今回は継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  陳情項目の中で願意を満たしつつあるような動向もありますけれども、今回は継続でお願いします。 ◆はたの昭彦 委員  引き続き採択でお願いします。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ○鹿浜昭 副委員長  それでは、これより採決を行います。  本陳情を継続審査にすることに賛成の方の挙手をお願いします。       [賛成者挙手] ○鹿浜昭 副委員長  挙手多数であります。本陳情を継続審査にすることに決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○鹿浜昭 副委員長  次に、報告事項に入ります。  ②綾瀬・北綾瀬エリアデザイン(北綾瀬ゾーン)の取組み状況について、③江北エリアデザインの取組み状況について、④竹の塚エリアデザインの取組み状況について、以上3件をエリアデザイン推進室長から報告願います。 ◎エリアデザイン推進室長 引き続きよろしくお願いいたします。  資料6ページになります。  綾瀬・北綾瀬エリアデザイン(北綾瀬ゾーン)の取組み状況についてでございます。初めに、ペデストリアンデッキについての御報告でございます。  1つ目でございます。ペデストリアンデッキによる効果としまして、ア、イ、ウというふうに記載しております。にぎわいの創出、安全性・利便性の向上、また、防災対策強化ということで効果を述べさせていただいております。  次に、ペデストリアンデッキ面積の根拠でございますが、先ほど西新井駅の報告でもございましたが、環境空間交通空間、1対1で設けることを標準としてございます。  3つ目でございます。商業施設側がまちづくりに貢献したポイントということで、別紙9ページも併せて御覧いただければと思います。  まず初めに、用地取得費削減で約2億円の効果が出てございます。イとしまして、駅前交通広場機能の向上ということでございます。こちらにつきましては、るる記載してございますが、歩行空間により将来バス路線が増加した際の乗降スペース等を確保することができたりということを効果として挙げさせていただいております。ウとしまして、駅前交通広場北側降り口の確保です。こちらにつきましては、始発から終電まで使用できるエスカレーター、エレベーターを設置させていただく計画となってございます。  また、次の7ページでございますが、ペデストリアンデッキを含む北綾瀬駅前交通広場の費用対効果でございます。これは通常、費用便益と言っているものですけれども、1.89ということは、一般的に1を超えるとお金を掛けただけの効果があるというふうにいわれてございます。  大きな2番目でございます。北綾瀬駅前交通広場の整備方法についてでございます。さきの総務委員会でもるる触れさせていただいたところですが、改めてエリアデザイン委員会で御報告させていただくものでございます。  令和4年11月17日、エリアデザイン調査特別委員会で報告した北綾瀬駅前交通広場整備方法について検討を行ってまいりましたが、三井不動産による施行の検討結果ですが、12月2日に事業者側からはできないというふうな旨の回答がございました。そのため区としましては、その1工事、その2工事、こちら別紙3、11ページも併せて御覧いただきたいと思いますが、合併施工しまして、スケールメリットにより入札の可能性が高まる旨を前回不調時の入札参加事業者にヒアリングした結果でございますけれども、今後の方針でございます。さきに述べましたその1及びその2工事を合併で施工し、1つの工事として足立区における入札手続きを行い、早期の駅前交通広場の完成を目指すものでございます。  引き続き、ページ飛びまして、12ページ、よろしくお願いいたします。  こちらは、江北エリアデザインの取組み状況についてでございます。大きな1番でございます。江北地区まちづくり連絡会(第14回)の開催結果についてでございます。  開催日時、場所、参加者については記載のとおりでございます。  報告した主な内容でございますが、(仮称)江北健康づくりセンターの概要、旧江北小学校の解体工事について御報告いたしました。  主な質疑としまして、1点目、旧江北小学校の跡地は何になるのか、また、2つ目としまして、自転車マナーのことについて、3つ目としまして、喫煙所のことについて質疑があり、御回答させていただいたところでございます。  13ページでございます。  大きな2番、東京女子医科大学附属足立医療センター駐車場の料金見直しについてでございます。こちらについては、厚生委員会でも御報告させていただいた内容を併せて今回エリアデザインでも記載させていただいたところでございます。表のとおりでございまして、無料時間は入庫後、現行15分だったものが30分、以下、料金体系について見直しをさせていただいた旨、報告が女子医大からございました。  続きまして、ページ飛びまして15ページでございます。  竹の塚エリアデザインの取組み状況についてでございます。  1つ目としまして、竹ノ塚駅前周辺のまちづくりについてで、竹ノ塚駅周辺の利用実態調査を実施させていただきました。アの調査日、イ、調査項目につきましては記載のとおりでございまして、調査の結果から見えてきたことがございます。駅の利用状況につきましては、利用乗降客数については記載のとおりでございますが、(イ)と(ウ)のところでございます。路線バス及びタクシーの乗降客数の調査を行いました。課題に書いてございますが、東口駅前広場の再整備に向けては、待機バスのスペースもしくはタクシーの待機スペース確保を考慮する必要があるということが見えてまいりました。  次に、(エ)としまして自家用車調査、貨物車調査でございます。こちらにつきましても、今後の広場の形態等、また、店舗の配置について課題が見えてきたというふうに考えてございます。  次のページでございます。16ページでございます。  タウンマネジメントの取組みでございます。概要につきましては改めて触れさせていただきますが、現在の東口駅前広場に面しておりますUR竹の塚第三団地3号棟1階の、101、102区画を活用した、コミュニティカフェ等の情報発信を、UR都市機構が事業者を選定しているものでございます。こちらについて、地域住民参加型のワークショップの企画であったり、また、区としての取組でございますが、さきの本会議でも御答弁させていただきましたが、足立区とUR都市機構と協定を締結し、令和5年度から7年度にかけて一部事業費を負担し、体感治安の向上であったり、地域の連携事業、また、情報発信等を進めてまちづくりを深めていきたいと考えてございます。なお、ウの経緯及び今後の予定でございますが、来年、令和5年1月に開設を予定してございます。  最後でございます。高架下商業施設の特定用途建築物に関する住民説明会の実施についてでございます。難しい言い方をしていますが、高架下の店舗のことでございます。こちらにつきまして、令和4年12月中旬以降に対象者としまして、店舗から25m範囲の隣接住民、50m範囲の近隣住民の申出者の方について説明を実施したので御案内させていただきました。 ○鹿浜昭 副委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に入ります。 ◆伊藤のぶゆき 委員  私からは、北綾瀬の件で質問させていただきます。  今回、商業施設がまちづくりに貢献したポイント、また、予測の交通量の考え方という資料が出てきましたけれども、改めて確認いたしますけれども、現在の北綾瀬駅の乗降者数というのがどれぐらいで、それで北側に下りているのが1万8,000人ということですよね。今、乗降者数は何人でしたっけ。 ◎道路整備課長 現状は、コロナの関係で3万3,000人ぐらいまで落ち込んでいます。この予測をした際は令和元年に3万8,000人ぐらいいたというところで、それをベースにやっております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  そうすると、コロナ前の数字で数字を出しているということで、その数字でも1万8,000人ぐらいが北側に駅を下りていてそのうちの33%が大体西口に下りていくという考え方でいいんですよね。それでこれを見ると商業施設の利用者が1万6,000人掛ける2で3万2,000人ということなんですけれども、この数字の見方というのは、商業施設に1万6,000人が来て、要するに、行き帰りでやるから3万2,000人という数字が出ているんですか。 ◎道路整備課長 おっしゃるとおりです。電車と同じように、乗降で乗る場合、帰る場合とありますので、商業の方も来退店ということで行きと帰りと両方で倍にしております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  これ、自動車を含むと書いてあるんですけれども、自動車で施設に来る方は一体何人という予測されているんでしょうか。 ◎道路整備課長 おおむね1,000人ぐらいと聞いていますが、具体的なところは、実は三井不動産の方から1万6,000人が来店するというのは伺っているんですが、車とかバスとか歩行者、自転車、電車いろいろありますが、その内訳というのはなかなか出せないと伺っています。ただ、自動車につきましては、周辺の道路整備がありますので何台というのは警察との協議で必要なので、そこはしっかり出していただいています。それが大体840台ぐらいですので、人数にすると大体1,000人ぐらいではないかということで今答弁させていただいた次第です。 ◆伊藤のぶゆき 委員  改めてこの資料を作っていって、この交通予測で、数字で合っていると思いますか。今のお話で、ある程度人数が分からないという質問なんですけれども、自動車が840台で1,000人、電車で来るのが1万5,000人、考え方として、この交通予測の数字で今後進んでいってよろしいんですか。 ◎道路整備課長 まず、電車で来るのが1万5,000人ということではございません、自動車以外で歩行者、自転車等もあるので、そこはそういったことで、数字としては電車だけじゃないというところです。  ただ、交通の予測の考え方ですけれども、この辺はしっかり交通の予測の数で駅前広場の機能等を決めております。この決め方は、警視庁だとか国庫補助金をもらうので国の方にもしっかり考え方を見ていただいていまして、その辺は問題ない、一般的なというか、ほかのところでやっているような考え方に基づいているので問題ないというような判断の下、警察の協議や国庫補助金の審査は受けているような状況です。 ◆伊藤のぶゆき 委員  そういうふうに説明をしていただければ、なるほどなと思いますけれども、この数字だけを見ていると、まるで電車で1万5,000人来るのかなという見方をしてしまうので質問させていただいたんですけれども、これに対して、車でそれぐらい来るということなんですけれども、まちづくりに貢献したポイントで、商業施設の4mの幅員、歩行空間を設けてもらったという、これはまちづくりに貢献していただいたんだということなんでしょうけれども、ここに歩く人がいないと意味がないわけです。当然、歩行空間を空けていただいたということで。要するに北綾瀬駅に、商業施設ができるというのは、昨年の12月ぐらいにお話が出てきて、ペデストリアンデッキを造るということで今いろいろ紛糾しておりますけれども、基本的には商業施設を誘致して、北綾瀬駅でペデストリアンデッキを造るという話が今現地で進んでいるわけじゃないですか。この間も委員会でも言ったんですけれども、この交通広場の中からは、直接お客さんは来ないわけです。要するに、交通広場から商業施設に車では入れないわけです。そうしたときに、駐車場は、環状七号線から来て補助第109号線を曲がって北側から多分入っていくのかな、車が入っていくんだと思うんですけれども、今綾瀬だけじゃなくてエリアデザインの特別委員会ということなんですけれども、北綾瀬のエリアデザインというのは、この商業施設ができることによって、交通広場ができることによって、大きくまちの中の環境は変わっていくと思うんですけれども、北綾瀬のエリアデザインというのはいつ頃改定される予定なんでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 今現在、北綾瀬ゾーンのエリアデザイン計画を策定している中でのものに沿って進んでいるところでございますので、今のところ、北綾瀬ゾーンエリアデザイン計画を改定する予定はございません。 ◆伊藤のぶゆき 委員  足立区のエリアデザインというのは、まちの特徴や魅力や求めるべき将来像など区内外に広く発信することで足立区のイメージアップや地域の活性化を図る新しいまちづくりの取組ですと書いてあるわけです。各エリアがあっていろいろ見ていると、六町だとかというと3,600㎡の区有地ができますとか、六町駅の安全安心ステーションができます、江北だったら、東京女子医科大学附属足立医療センターができますよ、その周辺の環境整備をしていますとかいろいろあります。そうすると北綾瀬駅に商業施設ができるというのはなかなか大きなイベントというか大きな行事だと思うんです。当然この周辺の環境整備もしなきゃいけないと思うんです。要は、電車で来てくれる方がいます、車で来てくれる方がいます、それが商業施設に入ります、周辺の道路状況も変わります。あともう1つは、そこにお店ができてしまうことによって、先ほど竹の塚かどこかの話で高架化の話が出ていましたけれども、今現時点で南側に北綾瀬駅の高架下にもう店が入っているわけです。要するにそこのお店の方々がひょっとしたらお客さんを取られてしまって、そこの高架下がすかすかになってしまう可能性だって考えられるわけです。隣にはしょうぶ沼公園があって、これからまだいろいろな地域というか、まだ空き地があるわけですから、マンションが建つ計画もあるでしょう、そうなったときに、やっぱり北綾瀬は独立としてしっかりエリアデザインをもう一度組み直さないといけないと思うんですけれども、その考えはどうですか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 伊藤委員おっしゃるところ、これからのところというところがあるのかもしれません。今、北綾瀬ゾーンのエリアデザイン計画の中で、駅前広場、それからあとは商業施設、駅前のにぎわいですとか、しょうぶ沼公園だとかというところも含めてエリアデザイン計画の中に盛り込んでございますので、今現在はこの中で計画づくりをしたところに沿って進んでいくというふうに考えてございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  いやいや、北綾瀬のエリアデザイン計画は、多分商業施設ができる前提で話が最初進んでいたんじゃないですよね。確認したいんですけれども、商業施設ができる、駅前交通広場ができるという前提で今の北綾瀬のエリアデザインの計画はできているんでしたっけ。 ◎政策経営部長 当時、北綾瀬ゾーンの計画をつくったときには、具体的に交通広場の位置付けはございませんでした。 ◆伊藤のぶゆき 委員  要するに、ペデストリアンデッキができるだとか、交通広場ができるだとか、その経緯が何だとかという話はしていますけれども、その話をするのも、当然していかなきゃいけないんですけれども、今現在、交通広場ができます、商業施設が来ますという前提の中で、今こういうふうに委員会審査が行われているんですから、当然その周りに出る影響も考えなきゃいけない。この間は、車がどうやって曲がるのか、そこに住んでいる方々の渋滞をどう考えているか、2回ぐらい前のエリアデザインで私は質問させていただきましたけれども、あれから車の動線ってどういうふうに出てくるかと考えられたんですか。要するに、もし北口に商業施設が建ったときに、どういうふうに車がその商業施設に入っていくのか、それが840台という数字が出ているんであれば、それがどれぐらいの数字で交通量が入っていって、どの道を通って840台がそこに吸い込まれていくかというのは検討していただいたんですか。 ◎道路整備課長 そちらに関しましては、過去に何度か地域の説明会をしておりまして、その中でにぎわいの施設を誘致したいということで、その際、にぎわい施設が来てもいいように周辺道路整備も一緒に警視庁と協議していますと、その協議の中では、西側の道路は、北への一方通行、東側の道路は南への一方通行ということで、車の流れというのはある程度説明をさせていただいております。まだ、商業施設の入り口がどこかというのは、その時点ではまだ分からない状況ではございました。今回その辺の情報は入れさせていただいているんですが、例えば10ページの交通の動線でいきますと、駐車場の入り口はこの西側の道路のところから施設内に入っていくというような入り口になっておりますので、西は、ここの道路、北側の一方通行で車が行ってここから入っていただく、東側はまだ具体的な出口というのは東側のどこかというのは聞いてないんですが、東側のいずれかの場所から出て、南へ向かって車が出ていくというような計画で今は考えております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  これが西側のところが一方通行、要は、一方通行だから出ていくとしたら北側に抜けていくわけです。そういうのも含めて、要は、周辺整備をしっかりと考えていただきたいというのもあるんですけれども、何度も言っているように、北綾瀬駅は北側だけじゃないので、南側のエリアがありますので、あまり北側にすごい人が集まって、そこに人がたくさん来てくれて、ペデストリアンデッキ歩いてくれたからよかったではなくて、そうすると南側で、その方々は普通に暮らしている方もいらっしゃるかもしれないですけれども、当然そこに公園もあって、ずっと前からせっかく終点の駅に人が来る流れになるんですから、それこそ北綾瀬がこれから発展していく大きな要するに基盤になると思うんです。綾瀬エリアデザインも大切ですけれども、やっぱり北綾瀬に商業施設ができるということを考えれば、やはりもう一度、今の段階でという、早い段階で北綾瀬のエリアデザインを改定しないと、本当に商業施設ができて、交通広場ができるということだけにあまりにもフィーチャーされちゃうと、周りの整備とそこに関わる影響というのが結構出てきてしまうと思うので、足立区として、エリアデザインを、まちを活性化させるその資産を使ってまちをよくしていくというデザインなんですから、早急に北綾瀬のエリアデザインを改定してもらいたいんですけれども、その考えはどうですか。 ◎まちづくり課長 北綾瀬まちづくりの中では、エリアデザイン計画を上位計画といたしまして、その下に地区まちづくり構想、地区まちづくり計画という計画をつくって、更に、地区計画、用途地域変更等の都市計画をしてきたというところです。  上位計画であるエリアデザインの中では、ばっちり具体的には書いていないのかもしれないですけれども、駅周辺の土地利用の見直しをして商業施設を誘導していきます、ですとか、あと、交通結節機能を向上していくというようなことは記載がされております。  それを受けて地区まちづくり構想をつくっておりまして、地区まちづくり構想の中では、にぎわい施設の誘導と駅前の整備ですとか、そういうことを少し具体的に書いております。更にそれを落とし込んだ地区まちづくり計画では、北側の駅前の商業施設と駅前広場について具体的にこうしていこうということを記載しております。  その地区まちづくり計画の中では、段階的にまちづくりを進めていこうという中で、第1段階は駅の西側で環状七号線より北側のところ、商業施設のところをやっていきましょう、第2段階では、それ以外の東側の住宅地のところと、右下のところの商店街のところと、左下のしょうぶ沼公園のところをやっていきましょうということで、ただ、これは大規模商業施設ができる動向を少し鑑みながら検討していく必要があるということで少し今様子を伺っているところですけれども、今後その第2段階のまちづくりということで、地区まちづくり計画の改定をして、更に地区計画を掛けていこうということで進めていければというふうに考えております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  ありがとうございました。そこまでやっていただいているということで、私も少し安心はしたんですけれども、とにかく商業施設ができるまでにある程度のところを組んでいただかないと、できた後に人がこれだけ来たから、人がこれだけ来なかったから、やっぱりこっちはこうではないという話を全面的にしっかりと進めていただければと思います。要望で構いません。 ◆長井まさのり 委員  私の方からも、北綾瀬エリアデザインについて何点か確認させていただきたいと思います。  前回の委員会にてこのペデストリアンデッキによる効果を分かりやすく報告していただきたいということで要望してまいりました。  まず、さきの中間本会議において、債務負担行為の変更が可決し、今後4回目の入札が予定されているという状況でございますけれども、まず、昨年の10月に三井不動産と北綾瀬駅前交通広場周辺地区内の事業に関する基本協定書というのを締結しておりますけれども、まず、改めて、その中での主な項目であったりとか、また、役割についてまず確認をさせていただきたいと思います。 ◎道路整備課長 基本協定の主な内容や項目ですけれども、まず、区の方が駅前広場ペデストリアンデッキを整備しますというような内容になっておりまして、それについては今回9ページの方に資料を記載させていただいた貢献です。三井不動産の方は、例えば、区画整理で土地を付け替えます。あとは、セットバックをして歩道空間を設けます。また、エレベーター、エスカレーターを商業側で設けますといったようなことが駅前広場ペデストリアンデッキに関連した項目でも記載がございます。  また、三井不動産側の方は、地区まちづくり計画に基づき、にぎわい施設を、商業施設ですね、これを整備しますと。更にそれに合わせた歩道上空地のセットバック、これをやります。あとは、区画整理事業を行いますといったところが主な内容、役割分担になっております。 ◆長井まさのり 委員  一般的にペデストリアンデッキの設置目的というのは、安全な歩行空間の確保であったり、まちのシンボルであったり、にぎわいであったりとか、また、土地利用の高度化や商業施設との一体的利用などが一般的には挙げられると思いますけれども、北綾瀬駅の設置の目的というと、具体的に説明するとどういうことが挙げられるんでしょうか。 ◎道路整備課長 まず、長井委員御発言のとおり、設置目的は北綾瀬駅でも御発言いただいたいろいろな項目、これは北綾瀬駅でも同じかなというふうには思っております。具体的には、今回6ページの報告書でも書かせていただきましたペデストリアンデッキによる効果の部分です。これが目的でもあるかなというふうに思います。にぎわいの創出ですとか安全、利便性の向上、防災力の強化、この辺がしっかり目的であり、効果であるというふうに思っております。 ◆長井まさのり 委員  商業施設側がまちづくりに貢献したポイント、今あったとおりで資料も拝見させていただきましたけれども、ペデストリアンデッキを含む北綾瀬駅前交通広場の費用対効果で1.89。1を超えると効果があるとおっしゃっていましたけれども、この1.89というのはもう少し詳しく説明するとどういうことなんでしょうか。 ◎道路整備課長 1.89ですけれども、まず、便益と費用を割り返して1.89ということになりますが、便益のベネフィットの方です、便益の方は、駅前広場ペデストリアンデッキ、エレベーター、あと、エスカレーター、これを整備したことによりまして、走行する時間的な経費の削減または快適性の向上この辺を便益を費用として置き換えます。費用の方、コストの方、こちらに関しましては、用地取得費や整備費、あとは維持管理費、この辺をコストとして積算しまして、BとCを割り返して1.89だったというような状況でございます。 ◆長井まさのり 委員  よく分からない。例えば、北千住駅西口のペデストリアンデッキもありますけれども、あそこの費用対効果というのは数字では出ているんでしょうか。 ◎道路整備課長 北千住駅の方はかなり古い状況ですぐに答えられないんですが、国庫補助金をいただいていますので1は超えている状況ではないかなというふうに考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。例えば、北千住駅のペデストリアンデッキの下で丸井がありますけれども、南西の角付近に横断歩道があるんです。私も時々あそこを通りますけれども、駐車場に向かう経路にもなっていますので交通量も多かったり、また、駅に向かう人の流れもあります。ドライバーも歩行者優先ということで注意をしながら通行している。あそこは時々警察の方も見ていたりしますけれども、北綾瀬駅も同様に、この商業施設の駐車場、駐輪場の場所によっては安全対策が大変重要でございます。この地域をはじめ、また、この地域の商店の皆様に対しても丁寧な説明であったり、御理解、また警察との協議もしっかり重ねていく必要があると思いますけれども、現状を踏まえていかがでしょうか。 ◎道路整備課長 長井委員御発言いただきました北千住駅につきましては、恐らく、きたテラスの前のところの横断歩道かと思います。あちらに関しましては、やはり長井委員御発言のとおり平面交差が発生してしまっているなというところでございます。  そうしたことからも、今回、警察協議というお話がありましたけれども、そういった課題をなくすために警察とも協議しまして、今回のペデストリアンデッキを整備すれば、その辺の平面交差がなくせるという効果は大きいのかなというふうに考えております。そうした点からは、地域への説明ということもございましたので、しっかりそういった効果を地域にも今後しっかり説明をしていきたいというふうに考えます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。この資料の10ページに予測交通量の考え方、別紙2とありますけれども、西から来て左折で、一方通行で駐車場に向かうということでございますけれども、この左折の際、1日2,350人というのは平日の1日の流れの人数なんですか、この横断歩道、両方の矢印がありますけれども。 ◎道路整備課長 長井委員御発言のとおりでございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。仮にオープン時となれば大変利用者も多くなって、当然ここで一方通行で左折するのであれば、恐らく渋滞がここ起きるだろうというふうに予測されますけれども、また、交通広場に西から来て左折で駐車場に入る際も、ここに横断歩道があるので、もしそのペデストリアンデッキがなければ、この数字でいくと約1万5,000人がペデストリアンデッキを利用することになるということは、ペデストリアンデッキがなければ、この横断歩道も1万5,000人が利用するということが予測されるということでよろしいでしょうか。 ◎道路整備課長 ペデストリアンデッキの利用想定はそのような数字になっておりますので、おっしゃるとおりです。これが仮にないと、ここの環状七号線から駅前広場に入るところ、こちらで平面交差がかなり発生するというところでございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。そうすると、例えば、もしかしたら日によっては二重で駐車場に入る左折の渋滞と交通広場に入る渋滞、ペデストリアンデッキがなければですけれども、そうしたことも考えられるんだなというふうに思います。そうした安全な歩行空間の確保という視点からもペデストリアンデッキの必要性については、行政としてはどういうふうに感じていますでしょうか。 ◎道路整備課長 これまでも御答弁させていただきましたとおり、安全性、利便性、にぎわいのためには、ペデストリアンデッキは必要という認識を持っております。 ◆長井まさのり 委員  ここにも区が設置するエスカレーターとかエレベーターの管理は、何かトラブルがあった場合はどういうふうに対処していくのか。 ◎道路整備課長 まだ、その辺は検討中ではあるんですが、北千住駅のデッキにつながるエスカレーター、エレベーターなんかは丸井が守衛が詰めているということで、すぐに出動もできますので、そちらに管理委託をしているような状況です。  今回も、商業施設側で守衛が詰めるという話もいただいておりますので、トラブルがあった際はお願いができるかどうかというのを調整しているような状況でございます。
    ◆長井まさのり 委員  分かりました。また、整備スケジュールについて、今後の開札の予定はいつ頃になるのか、入札不調にならないようにするその対策についても伺います。 ◎道路整備課長 開札予定ですが、令和5年1月末頃を予定しております。また、不調にならない対策といたしましては、今回、入札の参加条件をかなり緩和したというところ、その1工事とその2工事を合併することでスケールメリットを出したというような点でございます。 ◆長井まさのり 委員  インフレスライドについてはどうなのか、また、条件付一般競争入札であるため、区内事業者の活用については何かその工夫していただきたいと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎道路整備課長 まず、インフレスライドの方ですが、昨今、物価上昇が非常に著しい状況でございます。請負がされた場合は、請負業者に不利にならないようにインフレスライドが発生しましたら適切に対応していきたいというふうには考えております。  また、区内業者の活用という点でございますけれども、今回の入札は区外業者でも入札できるような仕組みにはなっております。元請が無事に決まりましたら、例えば、下請ですとか、あとは資機材の調達の部分では、積極的に区内業者を活用いただくような形で要請していきたいというふうには考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。また、将来のまちの発展を考えていきますと、駅前を下りたときの広がりやにぎわいも大変重要であるかと思います。安全対策を十分に考慮しながら、北綾瀬エリア全体を通した魅力あるまちづくりをしっかり推進していっていただきたいと思いますけれども、最後にいかがでしょうか。 ◎まちづくり課長 これを起点といたしまして、北綾瀬駅周辺につきまして、第1段階、第2段階ということでまちづくりを展開していければというふうに考えておりまして、これは皆様のお力添えが必要ですので、議会の皆様、それとまちづくり協議会をつくっておりますので、そちらの御意見をいただきながら進めていきたいというふうに考えてございます。 ◆かねだ正 委員  私からは、江北エリアデザインの中の東京女子医科大学附属足立医療センター駐車場の料金見直しについてということで、これはたしか鹿浜委員だったですか、高いというようなお話の質問を、違ったかな。地域からもこれは高いというお話が非常に出ていて、今回こうやって見直しの改定というふうにされて、まず、区には恐らく高いという区民の方からのいろいろな御意見というのはありましたでしょうか。 ◎政策経営部長 地域の方々から、利用者の方々から、料金何とかならないかというようなお声はいただいたところです。 ◆かねだ正 委員  私もそのことについては地域の方からいろいろ御要望、地域の方だけじゃないですけれども、高いということで御要望は非常にありました。ということは、その御意見を受けて区の方から申入れをしたことによって、安くはなっていないけれども、そういう申入れをきちっとしたという事実はあるわけですね。 ◎政策経営部長 副区長が直接女子医大の方を訪れて申入れをしたところでございます。 ◆かねだ正 委員  それを受けてこの料金の見直しを行ったということなんですか、どうなんでしょう。 ◎政策経営部長 重ねて協議をしまして、更にそういった形で申入れをしまして料金を改正していただいたというような状況です。 ◆かねだ正 委員  長時間のこととか、あと、例えばですけれども、25分借りたら、例として2時間借りる、1時間25分借りることが前よりは今の方が恐らく、前は800円掛かったのが今は600円になって少し安くなったとか、そういった程度、言い方ごめんね、言い方をしちゃいけないけれども、程度の改定ということで、区民の方にこのお話をしたときに、随分安くなったわねというような答えがいただけるような、これは回答なのかなというふうに私は疑問なんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎政策経営部長 御説明したときに十分な御評価はいただけませんでしたけれども、最低限、上限ができただけでもありがたいかなという声だけはいただいたところです。 ◆かねだ正 委員  上限、確かに、青天井じゃなくなって、例えば、5時間、6時間置いたときに2,000円とか3,000円と掛からなくなったことについては、確かに、大学病院だから非常に長いんです。一度、区民の方からも言われましたけれども、非常に長い時間が掛かるケースもあります。そういったときにある程度上限ができたということによって、少しよくなった部分もあるのかなというふうには感じるんですけれども、あと、無料時間も入庫後30分ということで、ほとんど無料時間で出てこられる人は多分かなり少ないだろうというふうに思いますから、ここについてはあまり意味があるんだろうかというふうには感じます。  結論から申し上げれば、申し訳ないですけれども、恐らく区民の方からすればあんまり変わっていないんじゃないのというふうに言われてしまうのが非常に懸念されるんですけれども、その辺については現状どういうふうに考えていますか。 ◎政策経営部長 今回の料金改定につきましては、周辺の大学病院の料金体制だとか、あと一件一件周辺のタイムズというか周辺の駐車場も全部調べた上で、こういう設定になっていますということで御要望したところです。その中で対応していただいたところですが、まだ十分でないという声も引き続きいただいておりますので、継続して料金の改定については申入れをしていきたいというふうに考えおります。 ◆かねだ正 委員  医療機関という公共性も考えてみても、また、どうしても大学病院ということになると時間も掛かるわけです。そうすると、上限の1,600円に近づいてしまうケースも非常に多いと思うんです。400円で出てこられる方がいるかというと、それもどのぐらいのというふうに、女子医大でこれを実施してから、比率とかそういうのを確認して、状況はどうなんですかということもきちっと確認していただきたいなと、状況、その辺についてはいかがですか。 ◎政策経営部長 料金については、まだこれからいろいろと御要望をいただくと思いますので、継続して利用状況も調査しながら、また新たに要望していきたいというふうに考えております。 ◆かねだ正 委員  先ほど、政策経営部長がタイムズ等々という話がありましたけれども、さっきもちらっと言ったとおり、やはりタイムズとは違うんです。タイムズにただ駐車をして、それは例えば営業目的であったりいろいろな目的の中で行くんでしょうけれども、それと大学病院に医療のために行ってそこで駐車して駐車料金を取られるというのは、そこに行く区民の方、患者の意識としては全く別物になりますので、どうしても車じゃなきゃ行けないという患者も非常に多くいるわけです。そういったことを考えたときに、医療費にお金も掛かるわけですから、できるだけ医療費以外の金額というのは下げて、なるべく女子医大に行っていただきやすくするということも、これは女子医大にとっても非常にメリットがある話なのかなという、ここで駐車料金で、ある程度患者とか区民の方からお金をいただくということよりは、非常に区民の方に来ていただきやすくすることが女子医大にとってのいろいろなメリットになるということを、区としても、それは区民サービスという意味でも、区が誘致するに当たって区もかなりの多額の費用をもちろん女子医大に助成しているわけだから、その辺についても、これから始まるんでしょうから、その結果を踏まえてきちっと分析してちゃんと要望していっていただきたいと思いますけれども、最後にいかがですか。 ◎政策経営部長 かねだ委員おっしゃるとおり、病院の利用者の利便性が第一だと考えておりますので、継続してこの料金の見直し、利用者の利便性の向上については要望し続けていきたいというふうに考えております。 ◆はたの昭彦 委員  北綾瀬についてお聞きしたいと思いますけれども、まず初めに、私たちは商業施設につながるこんな大型なペデストリアンデッキは必要ないということで、当初、区が示した交通広場の島みたいになっている部分への直接下りるエスカレーターやエレベーター、高架橋の整備については反対しているものではありませんので、その辺は初めに確認をさせていただきたいと思います。  その上で、今回ペデストリアンデッキについてということで報告をされているわけですけれども、効果というところで、報告に基づいてですが、先ほどもペデストリアンデッキの効果、にぎわいの創出ということで、にぎわい施設の誘致を実現したという表現になっているんですが、これこのまま表現でいいんですか。というのは、これを読むと、ペデストリアンデッキの効果によってにぎわい施設の誘致を実現したと。正ににぎわい施設のためのペデストリアンデッキそのものという表現になっているように思うんですけれども、それについていかがですか。 ◎道路整備課長 先ほど来ありました上位計画の中で、にぎわい施設を誘致するというのは上位計画としてありましたので、基本協定に関しましても、ペデストリアンデッキをつなぐ、それに対して商業側にも9ページの内容をやっていただく、こういったことで両者が負担をし合い、両者が利益を得るというところの、それがまちづくりの発展につながるということでやっておりますので、この表現で上位計画にも照らし合わせても適切だというふうには思っております。 ◆はたの昭彦 委員  今、重大な発言だと思いました。商業施設の利益のためにというようなことでは、やはりこれまで私どもが指摘してきた、正に商業施設がお客さんを誘導するためにペデストリアンデッキをわざわざ接続するというようなことでしか思えないなと思いました。  先ほど、西新井駅のところで確認したように、環境空間歩行空間の割合については、1対1にしないといけないわけじゃないということを言っていて、お説の中で、安全性ですとかまちづくり、にぎわいとかということを加味してということのお話をしていたんだけれども、この間、1対1の歩行空間環境空間の必要性については、とりわけ北綾瀬駅については、安全性、車両と歩行者の緩衝をなるべく減らすためというのが一番強調されたわけですけれども、先ほどの質疑の中で、商業施設側が1日に来店するお客さんのうち、車で来店というか、840台という試算をしているというようなお話ありました。先ほどから御説明されているように、ここの商業施設に入るには綾瀬警察署の横側の都道から細い道を入っていくか、今整備している商業施設の西側の一方通行を入って駐車場に入って、更に駐車場出口から商業施設の東側にある一方通行を通って交通広場に出てくるというようなルートです。特に、平面交差が問題だと言っていたのが、東側道路から交通広場に出ているところの歩行者とのというようなお話だったんですけれども、840台という数でいうと、例えば、商業施設の営業時間が10時間だとすると、先ほど計算したら1時間大体84台ということで、車としては1分間に1.4台です。この場所というのはもともと東京メトロの線路と車庫に囲まれていて人口も非常に限られているというわけで、ここに住んでいる方の車というのは本当に少なくて、東側の道路、今でも現状でも、ほとんど日中車が通っていないわけです。ですからここを通る車というのは商業施設の駐車場から出てくる車がほとんどということで、先ほども言ったように1分間に1.4台の車との交通の安全性ということでいうと、本当に費用対効果が、先ほど言っていた1.89なんていうのが生まれるのかというようなことは思うんですけれども、その辺の車の数と安全性については、先ほど北千住駅前の話も出てきましたけれども、あそこの方がよっぽど危険性があるように思うんですけれども、それについてはどうお考えでしょうか。 ◎道路整備課長 今回そういった数値関係もこれまでも議論になっていましたので、包み隠さずといいますか、全て提供したというふうに認識しています。その提供した資料に関しましては、先ほども御答弁させてもらいましたが、警察との協議、国庫補助金の関係で東京都との審査、こういったものも受けて問題ないということをいただいておりますので、適切な数字だというふうには考えております。 ◆はたの昭彦 委員  問題ないというのは、何が問題ないんですか。 ◎道路整備課長 今回、ペデストリアンデッキを整備するに当たる目的、平面交差を立体交差にする、そういったところから数字を出して、その数字をしっかり見ていただいて、今回は、費用対効果も達成しているので、国庫補助金も安全上も問題ないという、そういった安全上の数字を見てもらって問題ないというふうに判断いただいているところでございます。 ◆はたの昭彦 委員  それは国庫補助の関係での問題ないという話ですよね。だってそういうお話で言うと、先ほど言った北千住駅の丸井のすぐ目の前の、非常に交通が激しくて渡るのも大変なようなところに、何であそこはペデストリアンデッキはないの、向こう側に渡る歩行者空間はあるけれども、あれだけの人が歩いていても、信号もなくて自由に通路していることになって、何の規制もしてないということでいうと、あっちの方が何とかしなきゃいけないというのは、安全性ということを言うと、優先なんじゃないかなと思うんですけれども、それについてはいかがですか。 ◎道路整備課長 北千住駅の方も平面交差が発生しているという点では必ずしも万全な状態ではないという認識は持っています。また、先ほど国庫補助というお話でした。国庫補助だけじゃなくて、安全面で警察にも数字というのは見てもらって、今回の形が最適だというふうに御判断いただいている状況です。 ◆はたの昭彦 委員  だから、先ほど言ったように、840台で計算していくと1分間に1.4台しか通らないところでペデストリアンデッキを造らなきゃいけないという話になると、足立区どこでもこういうことでの安全対策が必要になっちゃうでしょうと、なると思いませんか。 ◎副区長 ここの横断歩道だけを通らないようにわざわざ下ろすということについてはどうなのかと思いますけれども、1分間に1.4台が駄目なのか、3台がいいのか、5台がいいのかというのは、それは交通量全体の中で私ども判断をして、歩行者の安全性を少しでも高める、そしてなるべく横断歩道の交差は少なくするという、そういったことに計画をしておりますので、商業施設を誘致したというのは、私どもは商業施設の誘致をまちづくり計画の中に盛り込んで、商業施設も地域との共存の中でもうかってほしいそういうふうに思います。丸井もそうですし、例えば、アリオ西新井もそういうことだと思います。ですから商業施設がもうかるのは駄目ということではなくて、私どもは商業施設に安全に入れて、商業施設にももうかっていただきたい、地域の活性化を図りたいという、そういう目的です。 ◆はたの昭彦 委員  そうすると、先ほど西新井とか竹の塚と話が出ますけれども、商業施設に安全に入れるための配慮を区として今後も続けていくというような理解ですね。そうだそうですから。その上でお聞きしたんですが、先ほど費用対効果の話で1.89ということで、便益性というお話が出ました。横断歩道を渡らなくて、デッキにすることによって歩行者の歩行時間が1分短くなると、何円分の費用効果があるとかというようなお話なんですが、これはこの間の総務委員会で、うちのぬかが議員が国庫補助については、都市再生整備計画事業の中のいろいろな事業の中で国庫補助を受けているという話だったんですけれども、今回、報告には、費用対効果の算定に当たっては、都市再生交通拠点整備事業に関する費用便益分析マニュアルという別事業の分析マニュアルを利用して費用対効果を分析しているんですけれども、どうして別の事業でのマニュアルを使って費用対効果を出すんでしょうか。 ◎道路整備課長 今回、駅前広場整備に当たって国庫補助金をいただきたいということで、ペデストリアンデッキにいただくに当たっては、どういう算定がいいかというのを国庫補助金をいただく所管の東京都、こちらに相談をして、駅前広場は全てこのマニュアルでやってくださいというお話の、東京都の指導に基づいて適切なマニュアルを採用したというような状況でございます。 ◆はたの昭彦 委員  要は、その費用対効果の1.89というのが、駅前広場なんですか、ペデストリアンデッキなんですか。 ◎道路整備課長 それは総務委員会でも御答弁させてもらいましたが、駅前広場ペデストリアンデッキ、両方のコストと両方の便益、これを合体させたものがこの数字になっております。 ◆はたの昭彦 委員  そうですよね。ですから、ペデストリアンデッキ単体での費用対効果ではないわけです。だから駅前交通広場ができたことによってバス停が近くになるとかということも含めての1.89であって、ペデストリアンデッキができたから1.89の費用対効果があるわけじゃないということは確認しておきたいと思います。  その上で、この1.89の費用対効果というのは、当初、駅前のペデストリアンデッキ交通広場の工事費用というのは約10億円ぐらいだった。今回それでは足りなくて17億円という金額が出てきたんですけれども、それは基となる金額というのはどっちの金額で1.89なんですか。 ◎道路整備課長 今回、補正予算で増額いただいた、増えた額で算定しております。 ◆はたの昭彦 委員  以前では、もっと費用対効果は大きく見積もっていたということでいいんですか。 ◎道路整備課長 はたの委員御発言のとおりです。 ◆はたの昭彦 委員  それと報告の方で、商業施設側がまちづくりに貢献したポイントということで幾つか挙げられていますけれども、用地取得費の削減ということで、道路を付け替えたことによって2億円の費用が節約できたというのですけれども、これ道路付け替えなかったら商業施設は建てられませんよね。 ◎道路整備課長 付け替えなければ建てられないのは事実ですけれども、付け替えたのは区ではなくて事業者側が付け替えております。それで付け替える計画を出してきて、それが既存の道路の機能を向上させている計画だったということで、区は認めているというような、そんな立てつけでございます。 ◆はたの昭彦 委員  以前、西新井の地元議員が、アリオ西新井を建て替えるときにも道路の付け替えをして、商業施設があれだけの大きな建物ができたということなんだけれども、西新井アリオのときには道路を付け替えたことによって、幾らの用地取得費の削減が出せたというような表現はなかったんだけれども、今回、北綾瀬でこういう表現になったのはどうしてでしょうか。 ◎道路整備課長 西新井の方までは分からないところですが、北綾瀬は先ほど申し上げたとおり、基本協定書の中にやはり商業施設側にもいろいろ貢献をしてもらって、お互いがウィン・ウィンになるような、そういった内容にしておりますので、その一つが今回の付け替えだったというところでございます。 ◆はたの昭彦 委員  もともと既存の道路というのは区の道路で、それを商業施設側が大きな建物を建てるために付け替えをお願いしているということが本質だと思います。  それと、このイの方で4mのセットバックという話があって、地区計画では1.5mだけれども4mということで、でも、どこの商業施設を見ても、例えば1.5m、いきなり建物が建っているところはないです。もちろんその店のイメージもありますし、多少お客さんが入ってくる誘導路が必要だということであるわけですから、これが4mに広げてもらったから貢献したということでは絶対ないと思いますし、先ほど綾瀬駅前のマンションについても、公開空地ということで、あれだけ広い空間を創出しているのは、いきなり道路から建物が建ったら非常に圧迫感がありますし、建物イメージとかあるから、やっぱり商業施設側がいいイメージを持つための方法だと思います。  それと、ウのところでエレベーター、エスカレーターを設置したというような話でここにありますけれども、何かわざわざ設置してもらったみたいな話がありますけれども、恐らく商業施設、地下から4階まであって、ずっと下からエスカレーター、エレベーターがつながっていて、そのうちの一部を公開していただけるというような話で、何かわざわざエレベーター、エスカレーターが区がペデストリアンデッキを造るから、設置してあげましたよみたいな話ではないと思うんですけれども、その辺いかがですか。 ◎道路整備課長 はたの委員御発言のとおり、もともと商業施設側でもどこかには付ける予定だったかと思います。基本協定書にもデッキと接続するような形でしっかり降り口を設けてくださいと、エレベーター、エスカレーターを設けてくださいというようになっているので、そのどこかというのが工夫していただいて、かなり近くに持ってきていただいた、また、セキュリティー動線等も分けていただくような設計にしていただいておりますので、かなりというか、一定の御負担、本来発生しなくていい負担はいただいた上で今回の計画を成し得ているという認識でございます。 ◆はたの昭彦 委員  この10ページの図を見て、私も商業施設の説明会に出ましたけれども、南側がエントランスになるわけです。恐らく真ん中辺りがエントランスになって、丸井のビルなんか見ても、ペデストリアンデッキからつながった南側の入り口から入って正面にエスカレーターがあるわけですから、建物の構造として、こういうところにあるのは当然じゃないかなと思います。  その上で、先ほど10ページのペデストリアンデッキを利用する人が約1万5,000人というような話が出ていましたけれども、商業施設利用者が1日1万6,000人ということで、ペデストリアンデッキを利用する人が1万5,000人ということに書いてあって、これ根拠がいまいち分からないんですけれども、ペデストリアンデッキを利用するというのは、基本的にはほとんどの方が駅から利用して通ってここへ入ると思うんです。先ほど、1日の利用者というか乗降客数が3万8,000人を想定をしているというお話でしたけれども、その3万8,000人というのは乗降客数であって、朝通勤で乗っていった方が夕方帰ってきて降りるわけですから、時々出かけるという人を除けばほとんど、例えば3万8,000人1日の乗客数がいると、個人の頭数でいくとその半分しかいないわけです。ここで言う北綾瀬駅は3万8,000人という人も頭数で言うと1日1万6,000人の方が利用していて、そのうち1万5,000人がペデストリアンデッキを利用するといっても、行って帰ってくると7,500人と数えると、駅を利用する人の半分がペデストリアンデッキを利用するみたいな大きな数になるんですけれども、そういう理解なんでしょうか、そういう理解でいいんでしょうか。 ◎道路整備課長 先ほど申し上げたとおり、商業施設に、電車で何人とか、車で何人とか、分担の割合までは伺っていませんので、駅の何人というのはお答えできませんが、適切な方法で推計をしているというふうな認識です。 ◆はたの昭彦 委員  ペデストリアンデッキを利用する人が1万5,000人ということです。だから例えば自転車に乗ってきてペデストリアンデッキは利用しませんし、車に乗ってきた人はペデストリアンデッキを利用しませんし、北側から来る人も利用しませんし、先ほど言ったのは、だから駅を利用する人がペデストリアンデッキを使ってお店に入る、お店からペデストリアンデッキに乗って電車に乗っていくという人がほとんどだと思うんです。それが1万5,000人で、行って帰って7,500人いるということで言うと、すごい数だなと思うんですけれども、本当にそれでいいんですか。先ほどまだ詳しい数字が分からないと言っていましたけれども、だとしたら、こういう表現はするだけじゃないと思うんだけれども、いかがでしょうか。 ◎道路整備課長 今回、先ほど申し上げたように包み隠さず推定しているものは適切に出すというところの中で出させていただいています。それでそれは適切な推計方法だというふうに認識しております。  例えばですけれども、北千住駅の丸井に向かう人、駅前通りから丸井に向かう人、1階を歩いてもそのまま丸井に入れますけれども、私もそうですけれども、エスカレーターを上って2階から入るということもします。そういったところも加味した数字で推計しているというような認識です。 ◆かねだ正 委員  1点だけ確認しておきたいんですけれども、先ほど西新井駅の話の中で、地上部だけとペデストリアンデッキということで、きちっと僕は比較検討してどっちがいいものか、初めからどっちがいいというふうに決めずに、ちゃんときちっと費用対効果も、そのほかもろもろのことも考えて、やはりこれだけの規模の政策だから検討すべきだという話をさせていただきました。  そもそもの確認だけさせてください、北綾瀬駅については、地上部だけだって歩道を広くすれば十分1対1は取れるわけだから、ペデストリアンデッキがなしの地上部だけのものと、ペデストリアンデッキというものをちゃんと比較検討してペデストリアンデッキが必要だという判断の下、きちっと現計画に進んでいるということでよろしいわけですよね、これ確認しておきます。 ◎道路整備課長 今回、時系列的に、まず商業施設の出店がない状態で駅前広場の計画が先にありまして、その後、商業施設が具体的に誘致できるということでデッキ形状に延ばしたというような。 ◆かねだ正 委員  それでは、商業施設ができたからペデストリアンデッキにしましたという話になっちゃうわけ、それも理由としては分かります。ただ、そうだとしても、商業施設がある中においても、ペデストリアンデッキがあるものと地上部だけのもの、これはもちろん検討すべきだと思う、これが現計画だから、現計画の中でどっちが必要かという比較検討はしているんですかという話。 ◎道路整備課長 結論はしていません。というのはその時点でも駅前広場の面積、要は、地権者から都市計画を掛けるに当たって範囲が決まっておりましたので、していないというのが実態です。 ◆かねだ正 委員  今の駅前広場の中で、物理的には歩道だけでもやろうと思えばできないことはないわけです。ただこれは車道が狭くなる、でも、できないことはない、できませんか。 ◎道路整備課長 時系列とか全て取っ払いましたら、1対1は確保できると思います。ただ、環状七号線から入ってくるところの平面交差という問題は残りますが、1対1は確保できると思います。 ◆かねだ正 委員  物理的にできるということであれば、それじゃ申し訳ないけれども、商業施設ができた瞬間にペデストリアンデッキありきになっちゃったということになっちゃうわけです。そういうことにならないように、比較検討するだけだから、比較検討して当たり前の話だと思わない、どちらがいいかと選んでいくというのは当たり前のことです。どっちかありきだったらほかの部分が見えないから、どっちにも長所があって短所がある。10個を比較しろとは言ってないです。2つ比較する中で、どっちがいいのかと選ぶのは当たり前のこと、それもやっていないということになったら信頼性は揺らぎます。 ◎副区長 こちら平面だけだと1対0.65というもともとの数字がございます。それを環境空間を高めるために必要だというのがあるんですけれども、それ以外に一番問題になったのが環状七号線を渡る人が非常に多くて危険だというのがございました。それで東京メトロが上空通路を造って少しでも下を渡る人を減らそうという計画がございました。そこがありましたので、私どもとしてはやっぱり平面交差を少なくしていきたいという、そこの危険性を改善するということと1対1を確保すると、そういうことです。 ◆かねだ正 委員  では、やったということじゃないですか、やったってことだ。地上部の場合は今副区長が言ったような条件があるから、できないからペデストリアンデッキにしましたということなわけ、それはきちっと検討したということです。そのことを言っているんです。地上部だけの場合はどうなのか、ペデストリアンデッキをした場合はどうなのかとことを踏まえて、こっちの条件はこうだからできない、こちらの方はできないというちゃんと比較検討を僕はしてくださいというふうに話したわけです。それはやっているということでよろしいわけですね、最後。やっていないということになっちゃったら、やっぱり何だペデストリアンデッキありきでやったのかという話になってしまうので、そこだけちゃんときちっと最後に答えてください。 ◎道路整備課長 全く立体交差がないと、環状七号線が、平面交差がかなり発生するという点の検討はしております。 ◎副区長 平面だけですと環境空間を確保できないという前提と、先ほど申し上げたとおり、環状七号線の交通量を少しでも減らすという目的で必要だという判断でございます。 ◆おぐら修平 委員  私から、他にも質疑ありましたけれども、東京女子医科大学附属足立医療センター駐車場の料金見直しについてです。  これは我が会派の鈴木幹事長からも従前から厳しく指摘をさせていただいた案件です。まず、そもそも無償で貸し出している土地に対して駐車場料金を取るのはどういうことだということでの指摘があります。これは、また後ほど割愛します。  今回、改善はされたといっても、無料時間は入庫後15分から30分で、かねだ委員もおっしゃいましたが、私もそうですし、いろいろな方々が大学病院に行かれた方は誰もが経験することだと思いますが、非常に滞在時間が長いです。車で行きました。車で行って入庫をして、診察券を出して、保険証を出して、それで待って、診察をして、その後支払をやって、入庫時から出庫するまで大体平均どれぐらい女子医大では掛かっていますでしょうか。 ◎政策経営部長 平均的な時間は聞いておりませんが、やはり最低でも3時間、4時間は掛かっているのかなと、利用者の声を聞くと3時間から4時間程度掛かっているのかなというふうに推測しております。 ◆おぐら修平 委員  入庫後30分で出られる方は何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか、入庫後30分で出られる、どういうことで病院に行って入庫後30分で出られるんでしょう、こういう方ってどれぐらいいらっしゃるでしょう。 ◎政策経営部長 無料の方の人数はお聞きはしていないんですが、15分、30分の想定をしている方は、どちらというと患者というよりも入院患者に対して、今コロナで面会できないとかございますけれども、荷物をお届けしたりとかそういった方々の状況を把握しているということで、車から行って荷物を下ろして届けて戻るまで15分でなかなか厳しいというところで、今回この30分というところを設定していただいた経緯があります。 ◆おぐら修平 委員  もちろん入院患者に対して御家族の方なりがいろいろな物をお届けするという目的で車を利用して、逆に車じゃないと運べないからということで車を利用される方もちろんいらっしゃると思いますが、やっぱりメインは診察に来られる患者です。やはり最低限患者が、もちろんそれ以外の目的で来られている方だったら料金を取って全然いいと思いますが、やっぱりちゃんと診察に来られている方が、平均時間は無償でできるように料金改定、改善する、しかもこれ無償で貸し出している土地じゃないですか、その料金体系は当然だと私は思うんですけれども、せめて3時間なり、4時間なり無償で利用できる、そういう料金体系にならないものでしょうか。 ◎政策経営部長 今おぐら委員おっしゃるとおり、土地の貸付けの経緯だとかを含めてお話をした結果、今のところ到達点がこういう状況でございます。例えば、利用者、患者に対して特別割引とかできないのかというところも一度御相談させていただいたんですが、なかなか窓口の煩雑性とかというところを理由に、今回この金額の提示となっておりますので、先ほど、かねだ委員のところにも答弁しましたけれども、また、継続的に利用者の状況を見ながら要望は続けていきたいというふうに考えております。 ◆おぐら修平 委員  それだったら、女子医大から土地の貸付け代、料金を徴収すべきじゃないかというふうに思ってしまうんですが、それだと結局、利用者がこうやって従前どおり4時間上限設定ができたというのも、やっぱり1,600円、こうやって料金が掛かってくるわけで、やはりそこは近隣のコインパーキングだとか、あと他の大学病院の駐車場の料金をいろいろ総合的に判断したみたいな答弁もありましたけれども、こっちは土地を無償で貸し付けてあるわけですから、前提条件が全然違うわけです。そこをしっかり考慮して、そして何よりも患者が、やっぱり利用者側からしたら何でこんな駐車料金を取られるのという思いになるわけじゃないですか、それは医療費にプラスこういう負担も掛かってくるわけで、そこは今回少し改善されたとは言っても、最低限、患者が車で来られた方に対しては無料で利用できるような形で、引き続き粘り強く女子医大と交渉し、改善に努めていただきたいと思いますが、改めて決意のほどをお願いします。 ◎政策経営部長 他の周辺の大学のところ、総合的に鑑みというよりは、ほかの大学はこれだけいろいろなことをやってくれているので、何とか工夫できませんかというところで御提示をしたところです。併せて、継続的に、やはり先ほど答弁しましたとおり利用者の利便性を考慮して、金額については、また、引き続き状況を見ながらきちんと要望し続けていきたいというふうに考えております。 ◆おぐら修平 委員  引き続き粘り強く是非お願いをいたします。 ○鹿浜昭 副委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○鹿浜昭 副委員長  質疑なしと認めます。 ○鹿浜昭 副委員長  その他に移ります。  その他、何かありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○鹿浜昭 副委員長  その他なしと認めます。  それでは、これにてエリアデザイン調査特別委員会を閉会いたします。       午後3時25分閉会...